花びら一枚

落ちて水面

揺らすよな

ささやかな重み

どんなに

小さくとも

えくぼ

2008年8月16日 ポエム
水たまりが

笑ってる

雨が落ちるたび

たくさんの

えくぼを浮かべながら

ありがとう

2008年8月16日 ポエム
きょうも一粒

学びの課題

受けとり磨いて

歩みます

からだに 

こころに

沁みとおるまで

歩み

2008年8月15日 ポエム
季節だって

行きつ 戻りつしながら

少しずつ廻ってゆくから

進んで 立ち止まり

後戻りしても

また踏み出して

ゆっくり ゆっくり

歩んでいこう

いろんな想い

聴きながら

感じながら

2008年8月15日 ポエム
満ち潮になって

近づいたり

引き潮のように

遠のいたり

けれどいつも

繋がっている

海のような

こころとこころ

緑のドミノ

2008年8月14日 ポエム
山の斜面に 

雲の影

深い緑が 

整列してる

雲が動くと

そこから始まる

緑のドミノ

明るい緑が

駆けぬけてゆく

たからもの

2008年8月11日 ポエム
毎日ひとつずつ
増えていく
今日のとっておき

風の匂いだったり
空の青さだったり
雲の切れ端だったり

葉っぱのゆらぎだったり
花の蕾だったり
枝の形だったり

みんなの言葉だったり
あなたの笑顔だったり
新しい出会いだったり

ステキなもの
ステキなこと

いろいろ
たくさん

毎日 毎日
尽きることなく

風 鈴

2008年8月11日 ポエム
ちょうちょとお喋り
風と笑い
セミと歌って
星につぶやく

時に静かに
瞑想し
また気ままに
歌い出す

ちりん ちりん
ちりりりりん

楽し気で
軽やかな声は
爽やかな風を
呼ぶようで

こころの奥まで
沁み通る

動いてみる

2008年8月10日 ポエム
風がなかったら

走ってみる

わたしを包むように

風が生まれる

誰かと目が合ったら

微笑んでみる

ステキな笑顔の

お返しがくる

気になることは

確かめてみる

不安でいるより

すっきりしたい

変わらないときは

動いてみる

うずくまっているより

何かが見える

夢たまご

2008年8月9日 ポエム
人はみな

孤独のたまごを

抱いている

こころの羽で

愛に孵れと

あたためながら

願い

2008年8月7日 ポエム
よろこびは空に投げ

やわらかな光になって

降るといい

かなしみは海に投げ

波にもまれ ゆられて

消えるといい

しあわせは風に投げ

どこまでも どんな人にも

届くといい

祈り

2008年8月6日 ポエム
風 

心の涙を 乾かすことができますように

太陽 

あたたかな気持ちがいつまでも心にありますように

花 

ちいさな微笑みがとどきますように

木 

いのちの強さを忘れることがありませんように

海 

美しい波のメロディーを奏でられますように

空 

どこまでも夢を描きつづけられますように


いつも喜びを感じていられますように・・・

世界はいつも祈りに満ちて

わたしたちは祈りにつつまれてる

光のプリマ

2008年8月5日 ポエム
強烈な光も

風に吹かれて 音符に変わる

フロントガラスに

反射して

部屋の白い壁に

影が躍る

静かな音楽

静かな ダンス

まるで遠い日の夢のよう
草のためいき

木の深呼吸

花のあくび

そんなものから

うまれてくる

虫たちの羽擦れ

鳥のはばたき

動物の疾走

そんなものから

うまれてくる

波のジャンプ

空のくしゃみ

光のダンス

そんなものから

うまれてくる

いま きみの頬をかすめた風は

ぼくの ささやきから うまれた風だよ

きっと

2008年8月3日 ポエム
くるしみに

たちむかって

ゆくひとは

その まんなかにある

たからものを

いつのひか

てにいれる

祈りの風

2008年8月2日
遠い昔から

人々の想いを

そっと抱きしめ

世界を巡り

宇宙を巡り

絶えることなく

寄り添いながら

つないでる

祈りの風は

光にとけて降り積もり

闇を清め

魂を清め

新しい光を生んで

朝になる
青いラッパから

生まれてくるのは

朝の匂いがする風かしら

それとも

夜が忘れていった

夢のかけら?

静かな音色は

温められた大気に乗って

ゆっくりと空へ

紙風船

2008年7月30日 ポエム
紙風船のように

ふわりと送ろう

あなたへこころを


紙風船のように

ていねいに受け止めよう

あなたのこころを

2008年7月30日 ポエム
メロディーは
翼になって
飛んでゆく

ときどき舞い戻り
懐かしい気持ちを
浮きあがらせる

渡り鳥のように
行ったりきたり

言葉は
翼になって
飛んでゆく

途中で折れてしまっても
羽ばたくことは
止めずにいよう

巣立った雛のように
戻ることはないけれど

2008年7月28日 ポエム
朝焼けの娘が

せっせと 雲を織って

おりました

昇りきる前の

ほのかな光と

目覚めたばかりの

花のあくびを紡いで

ベールのような 雲を

蒼が濃くなる 空へ

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